BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)のギターヴォーカルの藤原基央(ふじわらもとお)さん、ギタリストの増川弘明(ますかわひろあき)さんはどんなギター、アンプ、エフェクターを使用しているの?という方のために藤原基央さん、増川弘明さんの使用機材をまとめました。
BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)
2000年代当初に彗星のごとく現れてオルタナティブギターロック、ロキノン系、と言われるジャンルの代表格として有名になったBUMP OF CHICKEN。
「天体観測」から火が付き、数々のメディアミックスなども経て今では本当に様々な人から愛されるバンドとなりました。
テレビにはあまり出演しないですが、にもかかわらず知名度が高いバンドといえます。
歌詞はストーリー性のあるものも多く、映画のような音楽であることが特徴的ですね。
フロントマンである藤原基央さんは、Mr.Childrenの桜井和寿さんや、東京事変などの亀田誠治さんなどからの評価もあつく、ミュージシャンの中でも評価は高いです。
使用エフェクターはBOSS製のものも多く見受けられます。
使用ギターはデビュー当初から愛用しているギブソンのレスポール(特にTVイエローのギブソンレスポールスペシャルはもはやBUMP OF CHICKENのアイコン)が特徴的でしょうか。
初期はギブソンレスポールとマーシャルのアンプで完結したようなザ・ギターロックな音でしたが、中期からはいろいろなエフェクトを使うようになりました。
また、最近では藤原さんはアコギをバンド音に混ぜることも多いです。
リリース音源はほぼすべて半音下げチューニング(ハーフ・ダウン・チューニング)が用いられているのが特徴で、オープンコードの響きなどが太くなっています。
BUMP OF CHICKEN メンバー
ギター&ヴォーカル : 藤原基央
BUMP OF CHICKENのほぼ全曲の作詞・作曲を担当している。
ギター : 増川弘明
ベース : 直井由文
愛称は「チャマ」
ドラムス : 升秀夫
BUMP OF CHICKEN 藤原基央 使用機材
使用ギター
TVイエローカラーのレスポール・スペシャルは上記のものを4本、ギブソン57年製のビンテージ、Sonic製、トーカイのホンダサウンドワークスモデルなど数本所有しており、BUMP OF CHICKENのサウンド=レスポール・スペシャルと言っても過言ではありません。
ライブではほぼこのレスポール・スペシャルのみを使用。
ピックアップは基本的にセンターを使用しており、ギターとアンプでの歪みに重きを置いた音作りをしています。
https://twitter.com/boc_chama/status/832949991832379393
藤原 基央 ギブソン
ギブソンのアコースティックギター、
j-45を使用
2本持っており、一つは1960年製
あともう一つは山野楽器オーダーのもの pic.twitter.com/0zMUFwxY2d— 有名アーティストの機材 (@famous_gakki) July 16, 2015
アコギはレコーディングも含めるとGuild F-50、Martin D-45, O-18, LXK2, P<-15, D-28-12など、様々なものを使用していますが、ライブでは上記の2種類のアコギを使用しています。
Gibson J-45については、山野楽器オーダーのスペシャルモデルと1960年製の2本になります。
使用アンプ
現在はMATCHLESS DC-30 × 2基とホンダサウンドワークス製オリジナルアンプ × 2基をライブで使用しています。
また、そのほかのすべてのアンプもホンダサウンドワークスにて真空管交換などの調整をしているようです。
使用エフェクター
まずは最新のライブ(2019年 aurora ark ツアー)での足元に置かれているエフェクターを紹介します。
その希少性とファンの多さから、現在はとても高騰している超高級エフェクターです。
現在、その後継機として現代版のケンタウルスKLON KTRが販売されていますが、サウンドはオリジナルとは全く別物だとか。
その他、FREE THE TONE オリジナルカスタムメイドのミュートスイッチ、アウトプットセレクターを使用。
過去には、以下のようなエフェクターも使用していました。
その他、FAR EAST ELECTRIC オリジナルカスタムメイドのA/B BOXやオーバードライブ / ブースターを使用。
活動初期には主にBOSSのコンパクトオーバードライブとMarshallアンプの歪みを音作りの中心に据えていました。
BUMP OF CHICKEN 増川弘明 使用機材
使用ギター
使用アンプ
使用エフェクター
BUMP OF CHICKEN 音作り
楽曲の方向性やバンドアンサンブルはデビュー当初と最近ではかなり変わっておりますが、意外とエレキギターの音作りはそこまで変わっていないような気がします。
若干歪みが減り、クリーントーンが多くなったくらいでしょうか。歪みの質も、昔に比べれば上質になっています。
藤原さんも最近はほとんどアコースティックギターを使用していますね。
基本的にはエフェクターよりも、ギターとアンプのサウンドを活かしながらベーストーンを作っています。
アンプのトーンはミドルをやや強調していますが、ローやハイもそこまで絞っているわけではありません。ピックアップは主にセンターを使っているようです。
ただ、ストラトやテレキャスなどで同じ設定にするとキンキンしてしまうので、そういったギターを使用する場合は、ギターの手元のトーンを絞るなどして調整が必要かもしれません。
エフェクターはとりあえず歪み系とディレイのみで近い音までは作れるはずです。
非常にギターとアンプに左右される音作りをしているようですので、手持ちのギターとアンプで試行錯誤して、近い音を探してみるのも楽しいかもしれませんね。
こちらでは藤原さんがアコギ(Martin 00-15M)を使用しているバンドアンサンブルを聴くことができます。
軽めの音が特徴的な小ぶりなサイズのMatrtinで、非常に綺麗にアコギサウンドがバンドに溶け合っていますね。
BUMP OF CHICKENをApple MusicやAmazon Music Unlimitedで聴こう
今回はBUMP OF CHICKENの使用機材を紹介しましたけど、そんなBUMP OF CHICKENも、Apple MusicやAmazon Music Unlimitedでほとんどの楽曲が公開されており、月額サブスクリプションで聴き放題にもできます。(一部楽曲はプライムミュージックでも聴き放題のようです)
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