アーティスト使用機材

Ed Sheeran(エド・シーラン)の使用ギター・エフェクター

Ed Sheeran

イギリスのシンガーソングライター、Ed Sheeran(エド・シーラン)はどんなギター、アンプ、エフェクターを使用しているの?という方のためにEd Sheeranの使用機材をまとめました。

Ed Sheeran(エド・シーラン)

現在、世界で最も成功しているソロアーティストといっても過言ではないのがシンガーソングライターのEd Sheeran(エド・シーラン)ではないでしょうか。

2017年から2019年現在まで続いている『÷ Tour』はこの記事を執筆している時点で興行収益や総動員数などから『史上最も成功したコンサートツアー』で4位、ソロアーティストで世界史上1位となっています。(2019年8月26日までツアーは続くため、その記録はさらに更新されることになります)

ライブではループステーション(ルーパー)を駆使して一人でステージを作り上げることができ、ソロアーティストながらも圧巻のライブパフォーマンスを見せています。また、その音楽性も多様で、フォークソングからラップやヒップホップの要素などを取り入れた楽曲も多いです。

おなじ機材をそろえたとしてもあの圧巻のループプレイは難しいかもしれませんが、コンパクトループステーションでまずは遊んでみて、Ed Sheeranの音作りを真似てみるのもアリかもしれませんね。

Ed Sheeran 使用機材

使用アコースティックギター

MartinからはEd Sheeranのシグネチャーモデルが数種類発売されています

キャリア開始当初から一貫してMartinのミニギターを愛用しており、数々のライブ映像などでその演奏が確認できます。初期はLX1E、最近では00-28VSがメインギターのようです。

以下の動画でMatin LX1Eのサウンドを確認できます。

Ed Sheeranのギタープレイでも確認できますが、なんといってもカッティング気味にリズムギターを弾いた際(動画の0:25~0:35辺りのようなプレイ)の歯切れの良さが特徴的なギターかと思います。

これがGibsonのギターやもう少し大きなサイズのギターなら、ローがでて少しボヤけてしまうんですよね。

Ed Sheeranのようなプレイスタイルであれば、Martinのミニギターは最高!一方で、いわゆる弾き語り系のコードストロークでは物足りなさを感じるかも。

Martin LX1EはMartinにしては手に入れやすい価格が魅力

使用エレクトリックギター

『Thinking Out Loud』などでエレクトリックギターを使用

Eric ClaptonのStratocasterで、見た目が派手なものをよく使用しています。Teddy M(アーティスト)のホームページにも紹介があります。

エレキギターはシャリっとしたシングルコイルギターで見た目重視!

使用アンプ

さまざまなアンプを「プロファイリング」することのできるKemper Profiling Amplifierを使用しています。これひとつで様々な音色を作り上げることができ、その再現性なども非常に高いということで、今後こういったプロファイル系のアンプは主流になっていくかもしれません。

少し高いけど、プロファイル系アンプは万能かつ最強

使用エフェクター

BOSS RC-30はBOSS RC-20XLの後継機なので、基本的にはRC-30を使用すればよいと思います。

Ed Sheeranはキャリア当初からBOSS RC-20XLを使用しており、1stアルバムである「+(plus)」のツアーまではライブでも使用していました。

現在はさらに大型なペダル(前述の”Chewie Monsta Looper”)を使用していますが、BOSSのループステーションでも同様のプレイをすることができそうです。

ループプレイについてはライブ映像などを参考に!

基本はループステーションとMIDIコントローラーで全てを組み上げています。大きなライブではChewie Monsta Looperを使用していますが、残念ながら日本での取り扱いはない模様。こちらのページでもすこし取り上げられていますね。

インストアライブなど小規模なライブではBOSSのコンパクトループステーションでのプレイをすることもあるようです。

いずれにしても、そのプレイを真似ることはなかなか至難のわざですが、こんな風にプレイできたら最高ですよね!

Ed Sheeranのループプレイを真似てみたい!

Ed Sheeran 音作り

Ed Sheeranのライブは基本的にアコースティックギター主体となるので、複雑な音作りは必要ありません。ミニギター以外で音を再現するのであれば、ミニギター独特の「軽さ」を出すために、多少EQでローを抑え気味にしてコンパクトな音作りをすればよいでしょう。

ミニギターであれば素直に弾いてもコンパクトにまとまります。

ループプレイについては以下の動画が参考になるかも。

ただ、これかなり簡単にやっているように見えますが、実際にやってみると、バッチリのタイミングでループを重ねるのはペダルを踏むタイミングも含めてすごく難しいんですよね。

基礎的なリズム練習、そして繰り返しの練習が非常に大事だと思います。

Martin の Ed Sheeran シグネチャーミニギターはそこまで高価でもないため、おススメです!

ギタリスト向けオススメ情報

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。